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documentary photographer
ETSUSHI KAMINAGA
命の食べ方
私たちが毎日食べる食事は、すべてに命があるものを口にしている。
鳥だって花だって野菜だって、すべて命があるもの。
普段、スーパーで目にするものは、本来の生きてる姿をまったく想像することもなく購入し、消費をしていく。
霜降りの肉が並んでいれば、おいしそう!!と思ったり、焼き鳥を見れば、ビールのつまみに最高!!と思ったり。
消費をする形を見ると、人はみんな野生に溢れた感情を口にする。
けれども、これらすべて元を辿ると生きていた命。
しかし、人は鳥を殺す場面に遭遇すると、可哀想、残虐だと嘆く。
本来、命を食べるのならば、その姿の一部始終の姿を知るべきではないのだろうか。
そして、命の食べるありがたさを知る機会は必要なのではないだろうか。
日本での屠畜場、アジアの発展途上国での命の食べ方。どちらも同じひとつの命。
今後も、発展途上国の命の食べ方を追うとともに先進国の屠殺所も追えればと考えている。
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